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脱北者の越北後、北朝鮮「新型コロナが流入する針の穴も捜し出して徹底的に封鎖」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.03 10:29
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脱北者キム氏(24)が北朝鮮に戻った後、北朝鮮が南北境界地域の防疫強化を強調している。北朝鮮はキム氏が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に感染したと主張している。

北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は3日午前「非常防疫戦 全人民的な闘争で力強く展開、行動の一致性保障」という記事を通じて「国境と境界沿線、海岸沿線地域で悪質なウイルス(新型肺炎)が流入する可能性がある針の穴のような空間も根こそぎ捜し出して徹底的に遮断封鎖、管理するための措置が連続工夫されている」と強調した。

 
特に、新聞はキム氏が捕まった開城(ケソン)を中心に防疫措置を取っていると伝えた。新聞は「国をあげて開城市に対する完全封鎖とともに物資保障が最優先的な事業として進められており、最大の緊張状態で開城市民に対する検病調査と医学的監視が強化されている」とした。

新聞は脱北者キム氏が漢江(ハンガン)河口を通じて北朝鮮に渡った点を考えたように「該当部門と単位では梅雨の条件に合わせて河川と水源地の水質検査を責任的に行い、海への出入り規律を厳格に守って水の上に漂流する物体に対して防疫規定通りに処理するための事業をより強力に進めている」と報じた。

また「すべての人がマスク着用を義務化し、体温測定、手消毒をはじめとする防疫規定を守るために厳しい規律を作り、一様に動くように互いにほう助して統制する社会的秩序がさらに確立されている」と説明した。

北朝鮮の「朝鮮中央通信」は26日、新型肺炎に感染したと疑われる脱北者が19日軍事境界線を越えて開城に戻ってきたとし、国家非常防疫体系を「最大非常体制」に転換すると明らかにした。

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