テスラ除く世界自動車企業が不振…現代・起亜は内需で善戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.31 16:42
グローバル自動車企業が今年上半期、最悪の成績表を受けた。特に新型コロナウイルスの感染拡大で経済封鎖措置を取った米国・欧州自動車企業の業績が大きく悪化した。
ルノーは30日(現地時間)、今年上半期に72億9000万ユーロ(約9000億円)の純損失が発生したと公示した。これは過去最悪だ。カルロス・ゴーン前CEOの事件以降、日産などとの同盟に亀裂が生じて経営状況が悪化したうえ、新型コロナの影響で販売が急減したからだ。ルノーは上半期の純損失のうち48億ユーロは日産の損失だと明らかにした。
米自動車企業フォードはこの日、4-6月期に19億ドル(約2000億円)の営業損失を出したと発表した。これに先立ちGMは29日、4-6月期の営業損失を5億360万ドルと明らかにした。フォードがGMより損失規模が大きい理由は欧州の比率が大きいからだ。一方、GMは中国の比率が大きい。GMは中国が新型コロナの衝撃から早期に回復したことで、売上の損失をカバーできたと明らかにした。