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ニュージーランド「韓国政府に失望…外交官は駐在国の法律に従うべき」

ⓒ 中央日報日本語版2020.07.30 17:07
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韓国の外交官が在ニュージーランド大使館で働く現地職員にセクハラ行為をしたという疑惑と関連し、ニュージーランド外務省が「韓国政府に失望した」との立場を明らかにした。

聯合ニュースが30日に伝えたところによると、ニュージーランド外務省は、「ニュージーランド政府は韓国政府がこの事件と関連したニュージーランド警察の要請に協力していないことに対し失望を表現した」と伝えた。

 
続けて「ニュージーランドの立場はすべての外交官が駐在国の法律を順守し自分たちの行動に対する法的責任を負うことを期待するということ。この懸案は警察捜査が進行中のためニュージーランド政府はこれ以上の言及はしない」と付け加えた。

これに先立ち25日にニュージーランドメディアのニュースハブは2017年末に韓国の外交官A氏が在ニュージーランド大使館で勤務していた当時、ニュージーランド国籍の男性職員の身体に触れるなどセクハラ行為をしたと報道した。

ニュースハブは「韓国はニュージーランドの裁判所が発行したA氏に対する拘束令状執行、事件発生当時に撮影された韓国大使館の防犯カメラ映像提供を拒否している」とし、韓国政府がニュージーランド警察の調査に非協力的に対応したと伝えた。

一方、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)が29日に明らかにしたところによると、ニュージーランドのアーダーン首相は28日に行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、韓国外交官の2017年のセクハラ事件に言及した。首脳同士の対話で特定個人の問題に言及するのは極めて異例で、青瓦台核心関係者は「ニュージーランド首相が電話会談の最後に自国メディアの報道に短く言及し、文大統領はこれに対して関係部署が事実関係を確認した後で処理すると答えたのがすべて」と説明した。

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