【コラム】新たに読む日清戦争…1894年の銃声、日本の景福宮襲撃で始まった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.30 14:13
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1900年代の景福宮(キョンボックン)迎秋門(ヨンチュムン)。[写真 文化財庁]
7月がもうすぐ終わる。7月は革命の月だ。まずは4日、米国の13州の代表者がフィラデルフィアで独立を宣言した。14日、フランスの怒った群衆がバスチーユ監獄を奪還した。26日、キューバのカストロの組織がモンカダ要塞を襲撃した。順に米国革命、フランス大革命、キューバ革命の名場面だ。陽暦でなく陰暦だが、高麗から朝鮮への易姓革命も7月だ。17日、李成桂(イ・ソンゲ)が韓半島(朝鮮半島)の新しい国王に即位した。即位した初期は高麗の国王であり、まだ開京(ケギョン)宮廷だった。
第1次世界大戦(1914)も7月だ。28日、オーストリアはセルビアに宣戦布告した。オーストリアの皇太子夫妻がセルビア系ボスニア青年に殺害されたサラエボ事件が原因だった。事態は拡大し、欧州各国が瞬く間に戦争に突入した。サラエボは世界卓球選手権大会(1973)と冬季オリンピック(1984)が開催されたユーゴスラビアの都市として記憶されているが、もともとはオーストリアが併合したボスニアの首都だった。ボスニア併合が断行された当時、日本内閣が韓国併合を決議したのは偶然の一致だったのだろうか。