韓経:サムスン28年独走「岐路に立つ」…揺れ動く世界の半導体市場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.29 09:10
1992年は世界の半導体の歴史で「激変期」として記録される。「ファーストフォロワー」 (速い追撃者)と扱われていたサムスン電子が同年8月1日に世界で初めて64メガビットDRAMの試作品開発を公表し市場の構図を揺さぶった。サムスンは余勢を駆って年末にはDRAM市場世界1位に上った。
28年が過ぎたいま、世界の半導体産業が再び激動の時期を迎えた。揺れ動いている半導体企業の時価総額順位が代表事例だ。28日に台湾のファウンドリー(半導体受託生産)企業TSMCの株価は台湾証券市場で2.47%上昇、時価総額が3807億ドルを上回り世界の半導体業界で1位を固めた。