大混乱に陥った日本の自動車産業…トヨタ・ホンダ・三菱の相次ぐ工場閉鎖
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.28 07:04
一時「リショアリング」(生産施設の本国回帰)の模範に選ばれた日本が完成車工場を相次ぎ閉鎖している。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)などによる需要急減で自国内生産量縮小に出たわけだ。世界の自動車市場が激変しつつある中、韓国も似たような状況を迎える可能性があるという懸念の声が上がっている。
27日、自動車業界によると、経営危機を体験している三菱自動車は岐阜県坂祝町の工場を3年内に閉鎖することにした。この工場は中型スポーツ用多目的車(SUV)の「パジェロ(PAJERO)」を生産している。現代精工(現・現代モービス)が免許生産(1991~2003年)していた「ギャロッパー(GALLOPER)」の本来のモデルだ。三菱は工場閉鎖とともにパジェロの生産中止も決定した。三菱が日本国内の工場を閉鎖するのは2001年名古屋大江工場以降初めてだ。