「日本を反面教師に」 金鍾仁氏が党員にプレゼントするという『ピーク・ジャパン』という本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.27 09:24
韓国野党の未来統合党の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長が党議員103人と非常対策委員に『最後の頂点をつけた日本 ピーク・ジャパン』(以下、『ピーク・ジャパン』)という本を「夏休みの贈り物」として配布する。統合党関係者によると、金鍾仁氏が最近、党の非公開会議で不動産を主題として対話している間、「(『ピーク・ジャパン』から)学ぶことが多い」とし、この本を贈り物として配布するという意向を明らかにした。
『ピーク・ジャパン』は、米国学界が日本の衰退問題をどのように捕らえているかを教えてくれる本だ。国際戦略専門家のブラッド・グロッサーマン氏が書いたこの本の大きな骨組みは日本が経験した4度のショックだ。2008年世界金融危機、2009年与野党間の政権交代、2010日中海洋領土紛争、2011年東日本大地震だ。著者はピークを迎えた日本が今後下り坂に入っていくと主張する。超高齢化や競争力下落などの警告音が出ている状況で、日本に根本的・構造的・体系的変化が必要だという内容が含まれている。