中国三峡ダムが崩壊の憂慮…「週末にまた雨」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.24 15:54
中国中南部に1カ月続いている大雨で、世界最大規模の三峡ダムが崩壊するのではないかとの懸念まで出ている中で、この地域に集中豪雨の予報が再び出ていて緊張が高まっている。
24日、湖北日報など中国メディアによると、三峡ダムのある長江(揚子江)上流では、2020年第2号洪水が消滅する前に第3号洪水が形成されている。前日、中国気象当局によると、南西部の四川省から北西部の甘粛省に達する地域にも今後数日間にわたり集中豪雨が予想されている。山東省、江蘇省など一部地域にはハリケーン級の強風が吹くだろうとの展望も出いる。
6月末から1カ月続いている同地域の大雨で、三峡ダムの水位は160メートルを超えた状態だ。最大水位は175メートル、洪水制限程度は145メートルだ。すでに制限水位を超えており、最大水位に達するのも時間の問題だ。