「領事館の閉鎖はない」中国総領事の抵抗?…専門家「強制執行は事実上戦争、米も負担」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.24 15:07
この日、総領事館の建物後部で待機中の貨物車両に黒い袋をいくつか積んでいる場面が目撃された。蔡氏の言葉とは違い、公館閉鎖のための準備が進められているとみられるとABC放送は伝えた。
蔡氏は「米国を直ちに離れる計画もない」と話した。公館閉鎖通知が外交官の出国まで含んでいるかどうかは不明だ。外交官が出国を拒否する場合、米国政府はビザを取り消すことができる。ビザが取り消しになれば連邦要員が中国外交官を逮捕して追放することができるようになる。
蔡氏はヒューストン領事館がスパイ活動の中心だったという米国側の主張を強く否定した。蔡氏は「総領事館活動は国際条約に符合しており、他の国が行う活動と何ら変わるところはない」と主張した。中国からマスクを持ち込み、ヒューストンやジョージア州などに供給する「マスク外交」しかしていないと言って悔しさを訴えた。