「韓国半導体底力」SKハイニックス、営業利益2兆ウォン…3倍増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.24 08:24
非対面経済がもたらした半導体特需。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態のパラドックスだ。
SKハイニックスが今年4ー6月に営業利益1兆9467億ウォン(約1735億円)を記録して「営業利益1兆ウォンクラブ」に5四半期ぶりに復帰したが、営業利益は昨年同期(6376億ウォン)に対して3倍を超えるものとなった。オンライン講義、「Netflix(ネットフリックス)」視聴など、いわゆる「非対面経済」活性化に伴うDRAM・NANDフラッシュなどメモリー半導体販売が増えたおかげだ。分期売上(8兆6065億ウォン)も昨年同期(6兆4522億ウォン)と比較して33.4%増加した。
これに先立ち、今月初めに暫定実績を公開したサムスン電子も半導体部門の売上が昨年第4-6月期より10%以上増えた18兆~19兆ウォン、営業利益は59%増加した5兆4000億ウォンに達することが予想されながら「K半導体」の底力を見せた。23日、4-6月期実績公示後に行われたカンファレンスコールでチャ・ジンソクSKハイニックス最高財務責任者(CFO、副社長)は「コロナに伴う経営環境の不確実性の中でも、サーバー用メモリー半導体の需要強勢に友好的な価格環境が造成された」と話した。