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国際人権団体HRW「日本スポーツの子ども虐待実態」暴露

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.22 11:58
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「チームのコーチが選手を呼び集めた。みんながいる前で私の頬を殴った。鼻血が出た。出血していると言ったが、暴行は止まらなかった。むしろコーチの拳が飛んできた」。

日本の元高校球児(23)が国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のインタビューでこう語った。高校で野球部に所属していたというこの男性は日本スポーツ界に蔓延している暴力問題は長い慣行だと暴露した。

 
故チェ・スクヒョン選手(トライアスロン元韓国代表)の自殺で韓国スポーツ界の暴力問題が水面上に浮上した中、日本でもスポーツ選手に対する指導者の身体・言語・性的虐待が少なくないという報告書が出てきた。2013年にも柔道界の暴行問題が浮上したが、7年が経過した現在も改善されていないと指摘されている。

20日(現地時間)のロイター通信・CNNによると、HRWはこの日、「日本のスポーツにおける子どもの虐待」という67ページの報告書を出した。今年3-6月に約50種目の元・現職選手807人を対象に実施されたオンラインアンケート調査と深層インタビューを整理したものだ。報告書のサブタイトルは「数えきれないほど叩かれて」だった。

報告書によると、日本スポーツ界の暴力は主に身体的虐待に集中している。中でも小中学校・高校選手の被害が深刻だった。スポーツ活動をした回答者は主に「拳で殴られる」「平手打ちをされる」「蹴られる」「物で打たれる」などの経験があると答えた。食事や水分の摂取制限、断髪など精神的苦痛を誘発する暴力事例も少なくなかった。

言語・性的虐待もあった。回答者の18%が言語的暴力を受けた経験があると回答したが、練習中に人身攻撃性の発言を繰り返し聞いたという。女子選手の場合、性的暴行・セクハラなどを告白した。主にけがの治療を理由にした身体接触、合宿所での性的暴力が最も多かった。

◆「すべてはお前たちのため」…受け継がれる暴力

暴行加害者は指導者と先輩が最も多かった。暴行は指導者と選手の間だけでなく、先輩・後輩の間でも蔓延している。指導者は選手暴行の場面をチーム全体に見せ、先輩がコーチの暴行をそのまま踏襲したりする。気持ちを引き締めるという理由でだ。

選手は暴行に鈍感だった。報告書によると、回答者は練習中の暴行を深刻に受け止めていないと答えた。記録向上のための練習の一環ということだ。HRWは指導者の位階による暴力が選手の反抗意志を失わせたと指摘した。

日本アマチュア野球協会所属で活動した元野球選手は「コーチは暴力を行使しながら『お前たちのため』と話した」とし「コーチの暴行は選手に対する『愛情』だった」と明らかにした。コーチの脅威は精神的・肉体的な傷として残ったが、同時に記録向上につながったと評価した。

◆軍事主義の残滓が生み出した悪習

HRWは日本スポーツ界に蔓延した暴力を一種の「悪習」と見なした。そして第2次世界大戦など戦争を経験して形成された軍事主義の残滓が背景にあると指摘した。厳格な規律を「伝統」とし、暴力と虐待を正当化し、「悪習」として受け継がれてきたということだ。

実際、日本のスポーツ界の暴力事件は以前から社会問題となっている。1980年代に17歳の女子やり投げ選手の死亡事件があった。コーチから常習的に暴行を受けていたこの生徒は遺書を残して極端な選択をした。

2013年には女子柔道界の暴力事件が浮き彫りになった。女子柔道代表選手15人が監督とコーチの暴力行為を日本オリンピック委員会(JOC)に告発したのだ。選手は「監督およびコーチが五輪合宿中に暴言と暴行を繰り返し、眠れない選手が多い」と訴えた。結局、監督は辞任した。

この事件でJOCが内部調査をした結果、日本の選手の10%以上が集団いじめ・嫌がらせを受けた経験があることが明らかになった。JOCは暴力根絶のための措置を約束した。

しかし2018年、体操代表選手の暴行事件がまた発生した。練習中のコーチの暴行が日本体操協会のパワハラ問題に広がり、日本スポーツ界の権力型暴力とパワハラの素顔がそのまま表れた。

◆HRW「東京五輪を変化のきっかけに」

HRWは今回の報告書で、日本スポーツ界の暴力問題は2013年以降、全く改善されていないという点を指摘した。そして来年夏に予定された東京五輪を変化のきっかけにすべきだと促した。

スポーツ法の専門家、山崎卓也弁護士はBBCのインタビューで「元選手や元監督が日本体育界の要職を占めているのが問題」とし「暴行に声を出す選手を激励し、仲間をかばう懲戒文化を変えてこそ、暴行の慣行が解決されるだろう」と述べた。

国際オリンピック委員会(IOC)もHRWの報告書に関連して声明を出し、「我々はHRW報告書の内容を認知している。不幸にもいじめと虐待は社会の断面であり、スポーツ界も例外でない」とし「IOCは、暴行と虐待が『すべての人を尊重する』という五輪の価値に背くとみる」という立場を明らかにした。ただ、JOCを直接取り上げることはなかった。

一方、CNNによると、JOC側は今回の報告書に対する公式立場を明らかにしていない。

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