韓国産業部長官「兪明希氏、WTO事務局長になれば韓国の国格高める」
ⓒ 中央日報日本語版2020.07.21 15:25
韓国の成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は21日、「兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が最初の女性世界貿易機関(WTO)事務局長になればWTO多国間通商体制の復元・強化に大きく寄与するだろう」としながらWTO次期事務局長の選挙に立候補した兪市に対して支持と声援を呼びかけた。
成氏はこの日、インターコンチネンタルソウルCOEX(コエックス)で開かれた「通商産業フォーラム」に出席した経済団体、経営者、通商スペシャリストに対して「兪氏は国内最高の通商スペシャリストのうちの1人で、K-防疫、K-通商とあわせて韓国の国格を一段階高める人物」と述べた。
兪氏は164カ国の加盟国を率いたWTO次期事務局長(任期4年)の座をめぐり、ナイジェリア、エジプト、ケニア、メキシコ、モルドバ、英国、サウジアラビアなど7人の候補と競っている。今月16~17日(現地時間)、WTO一般理事会で定見を発表し、翌日から2カ月ほどの選挙運動キャンペーンに突入した状態だ。