仁川で10日間「ユスリカ水道水」166件、韓国当局は「無害」のコメントだけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.21 10:25
韓国では仁川(インチョン)発の「水道水幼虫」問題が10日目を迎えてソウルや釜山(プサン)など全国に拡大しているが、正確な原因把握は遅れている。特に水道水から出るユスリカの幼虫をめぐっても、当局は無害だというコメントを出して、市民の不満が高まっている。
20日、仁川市によると、幼虫発生事例は今月9日に最初の通報があって以来、合計166件に増えた。発見された幼虫はユスリカの一種であることが確認された。幼虫関連の通報は、仁川を超えて全国に拡大中だ。現在まで各地方の自治体が推定している水道水幼虫発生の原因はさまざまだ。だが正確な理由はまだ確認されていない。