半導体産業で遅れ取った日本…世界最大手台湾TSMC工場の誘致狙う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.20 07:37
日本が世界最大のファウンドリー(半導体委託生産業者)である台湾TSMCの工場を誘致する動きを見せている。韓国、米国、台湾に後れを取り事実上国際舞台から消えた日本製半導体の復活を狙ったのだ。
19日の読売新聞によると、日本政府は半導体産業育成戦略を大幅に修正する方針だ。既存の日本企業同士の連帯方式を断念する代わりに半導体生産競争力が優れた外国企業と日本が強みを持つ素材・部品・装置企業同士の国際連帯を支援する方向だ。
日本はその最初の対象として世界のファウンドリー生産の51.5%(4-6月期見通し)を占めているTSMCを念頭に置いている。現在TSMCが東京大学と共同研究開発をしており、米中貿易対立の中で米国に工場を設けることにするなど拠点戦略を変えている点などを考慮したものだ。