「シャワーをした下着の準備片付けをしたり昼寝から起したり…朴元淳市長の女性秘書の任務だった」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.17 09:43
故朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の側近が朴氏をセクハラ容疑で告訴した元秘書Aさんを懐柔・圧迫していたという主張が提起された。Aさんだけでなく、他の女性秘書も「市長の気分をよくしなければならない」という市長周辺の要求に従い、市長の下着の準備片付けなどセクハラ・性差別的な業務を遂行しなければならなかったという主張も出てきた。
Aさんをサポートしている韓国性暴行相談所と韓国女性の電話(以下、支援団体)は16日、「ソウル市真相究明調査団の発表に対する立場」という題名の報道資料を出してこのように明らかにした。支援団体は「元・現職高位級公務員、特別職、任期制政務補佐官、秘書官のうち、7月8日に被害者(Aさん)の告訴事実が伝えられてから連絡を取ってきた者がいた。しかし『責任』と『謝罪』が感じられた場合は極めて一部」と批判した。
懐柔と圧迫として感じられるような内容が多かったというのが団体の説明だ。報道資料によると、ある人物は「あなたを支持する」としつつも「政治的陣営論に、女性団体に取り入れられるな」と「助言」した。「大変だったと思う」と慰めながらも「記者会見はするべきではなかった」と引き止めた人もいた。ある人物は「問題があったなら詳しく明らかにしなければならない」と言いながら、「確実な証拠が出てこなければ難しい」と言って、事実上、Aさんを圧迫したと支援団体は明らかにした。