トランプ大統領、結局香港の特別待遇廃止…「貿易・金融センターに直撃弾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.15 17:38
トランプ米大統領が14日、「香港は今後中国本土と同じ待遇を受けるだろう」とし、香港の特別待遇を廃止する大統領令に署名した。フォックスニュースは「今回の大統領令により香港の輸出品に中国本土と同じ関税が課されるだろう」と報道した。香港の工業製品の半分は関税を免除するなどこれまでの平均2%の関税の代わりに中国本土製品と同じく平均19.3%の大規模関税を課すということだ。
トランプ大統領はこの日ホワイトハウスでの記者会見で「香港住民を弾圧する措置に責任を問うため香港自治法と大統領令に署名した。この政権より中国に強硬な政権はなかった。香港は今後中国本土と同じ待遇を受けるだろう。いかなる特恵も、経済特別待遇も、敏感な技術の輸出もない」とした。「さらにわれわれは中国に大規模関税を課している」と付け加えた。
彼は「ウイルスを隠蔽して世界にまき散らしたことに対して中国に全面的に責任を問う上でいかなる失敗もしないだろう」としながら新型コロナウイルス被害に対する報復であるという考えも明らかにした。