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【社説】死は気の毒だが、真実を伏せるべきでない…ソウル市長の極端な選択

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.07.11 13:02
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信じがたい悲劇が発生した。1000万人の市民の行政責任を負う朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が、行方不明という通報から7時間後の10日0時ごろ、遺体で発見された。朴市長が当初予定されていたすべての日程を取り消して潜伏する直前、娘との電話で極端な選択を暗示する発言をしたうえ、公館で朴市長が残した直筆の遺書が発見された点からみて、自ら命を絶ったとみられる。

前日までそのような兆候が全くなかったという点で、国民が受けた衝撃はさらに大きい。朴市長は8日に記者懇談会を開き、ポストコロナ時代にソウルが進む方向を提示するグリーンニューディールビジョンを発表した。また、この日晩には李海チャン(イ・ヘチャン)共に民主党代表に会い、不動産問題の解決策に関する政策協議をした。初めて3期務めたソウル市長であり与党の有力な大統領候補の一人としてこのように活発に活動していた時期だったため、理由はともかく朴市長の突然の死は残念でならない。

 
何が朴市長を極端な選択に追い込んだのかはまだ正確に伝えられていない。ただ、ソウル地方警察庁が「前日、朴市長の秘書を務めた7級公務員からセクハラ関連の告訴状が提出された」と明らかにしただけに、この事件による心理的圧迫が決定的な要因だったと推測されるだけだ。この元秘書は告訴人調査で2016年から最近まで朴市長を随行する過程で続いたセクハラ被害事実を具体的に述べ、テレグラムを通じて朴市長から受けた私的な写真などを証拠に提出したという報道がある。他にも被害者がいるという主張もある。

人権弁護士出身で国内最初のセクハラ事件の弁論を無償でするなど普段からフェミニストを自負してきたが、朴市長がこうした醜聞で告訴されたという事実がまず衝撃的だ。さらに安熙正(アン・ヒジョン)元忠清南道知事、呉巨敦(オ・ゴドン)前釜山市長など与党の自治体首長の権力型性犯罪が相次いで明らかになり、法の審判と世論の叱責を受ける中で発生したという点で、事案はさらに深刻だ。このほかにも過去数年間、共に民主党など与党内で大小のセクハラが絶えなかったという点で、今回の事件をきっかけに与党圏に権力と重なった歪んだ性道徳意識が蔓延していないか省みる必要がある。

突然の死の前で側近の心情は十分に理解できるが、省察が不足した哀悼も憂慮される。李海チャン共に民主党代表は葬儀委員長を自ら務めながらも、セクハラ疑惑に対する言及は全くなかった。党役員や与党内外の有力者も同じだった。こうした姿は被害者に対する2次加害をほう助する結果になりかねない。遺族の同意の下で公開された遺書でも朴市長は「苦痛ばかり与えてきた家族に申し訳ない」としながらも、被害者に対する言及や謝罪はなかった。被害者は朴市長の極端な選択で苦痛から抜け出すどころか、もう一つの苦痛を受けることになった。

こうした状況でソウル市が家族葬ではなく葬儀期間が5日間のソウル特別市葬を決定したのも論議を呼ぶ。在職時の死去であり当然な礼遇というが、公務中の死ではなく個人の件で自ら命を絶ったというのにソウル大病院の葬儀場のほかソウル市庁舎の前に焼香所まで設置し、市民の大規模な弔問まで受けることにも批判が出ている。

2002年に出版した本にあらかじめ書いた遺言状で、朴市長は「訃報も多くの人に知らせないのがよい」として生前に素朴な葬儀を望んだ。5日葬が果たして故人のためなのかも問わざるを得ない。新型コロナ感染拡大の懸念からすべての教会の区域礼拝など一切の小サークルや食事が禁止された中、防疫の一つの軸であるソウル市が大規模な弔問を受けるという決定も熟考されるべきだろう。

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