【コラム】「グリーン・ニューディール」叫んだその日に石炭発電承認した韓国政府の矛盾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.10 09:44
どこに行っても「グリーン・ニューディール」が話題だ。韓国政府は新型コロナ危機克服の戦略的グリーン・ニューディールを示したが、気候危機に対応して環境に配慮した雇用まで増やすという意義を含んでいる。しかし、最近の政府の動きを見ると、果たしてこのようなグリーン・ニューディールの哲学を正しく理解しているのか疑問に思う。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6月30日、欧州連合(EU)の新しい指導部とテレビ会議システムを通じて首脳会談を行った。文大統領は「韓国政府が推進するグリーン・ニューディール政策の主要なパートナーになることを期待している」とし、EUに手を差し出した。欧州は「グリーン・ディール」を通じて地球規模の気候環境問題を主導している。双方はパリ条約の完全かつ迅速な実施のための強い意志まで強調した。