朴元淳氏、安熙正氏・呉巨敦氏に続き与党の団体長による3度目の「#MeToo」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.10 08:13
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の失踪に続く死亡の便りに韓国政界は衝撃を隠しきれない。与党「共に民主党」は9日午後5時50分ごろ朴氏の行方不明の便りが伝えられてから「朴市長が行方不明なのは本当か」とし、用心深く真偽を確認する声が行き来した。一部の議員はテレビやニュースを通じて朴氏の失踪について確認したりもした。民主党は当初、10日午前に党政調会議を通じて不動産政策を発表する予定だったが、李海チャン(イ・ヘチャン)代表の決定でこの日夜に党政調会議日程を取り消したほか、政府が対策を発表することで調整した。不明瞭な党の雰囲気のためだ。
匿名を求めた党関係者は「祈るような気持ちで無事であることを待っている」と話した。4月の総選挙で当選した朴元淳系議員も驚いている。朴洪根〔パク・ホングン、ソウル中浪(チュンナン)乙〕、奇東旻〔キ・ドンミン、ソウル城北(ソンブク)乙〕、千俊鎬(チョン・ジュノ、ソウル江北(カンブク)甲〕、尹準炳(ユン・ジュンビョン、井邑(チョンウプ)-高敞(コチャン)〕、金元二(キム・ウォニ、木浦(モクポ)〕議員らだ。前日、朴氏と夕食を共にしたというある民主党議員は「夕食会の雰囲気は良く、朴市長から普段と違ったところは全く見受けられなかった。『ソウル版グリーンニューディール』に対し、ある出席者が『中央政府が見習うべき政策』と称えると、朴市長も満足そうな表情だった」と話して惜しんだ。