「金委員長と向き合って喫煙」 その時に分かった…急浮上の「ナンバー5」李炳哲軍需工業部長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.09 08:35
北朝鮮労働党の李炳哲(イ・ビョンチョル)軍需工業部長が急浮上している。北朝鮮のミサイル開発の主役である李炳哲部長が8日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿参拝で権力最高位の人物らと並んで最前列に立っている姿が確認された。
政府当局者は「北の公式行事で主席壇や列の位置は特別な場合を除いて公式序列に基づく」とし「8日に金日成(キム・イルソン)主席26周忌を迎えて幹部が金正恩委員長に同行した写真を見ると、李炳哲部長は序列5位の位置に立っている」と話した。金委員長を中心に左・右に交互に序列順に立つが、写真上、李炳哲部長が金委員長の右側2番目の位置に立ったということだ。
中央日報が確認した結果、金委員長の左側には権力序列2位の崔竜海(チェ・ヨンヘ)最高人民会議常任委員長(国務委第1副委員長)が、右側には朴奉珠(パク・ボンジュ)党副委員長(国務委副委員長)が立っている。崔竜海委員長の左側には金在龍(キム・ジェリョン)首相が、朴奉珠副委員長の右側に李炳哲軍需工業部長がいる。この日の李炳哲部長の位置は通常、組織指導部長や宣伝扇動部長など労働党の部長の中でも序列が上位の人物が立つ。