韓経:韓国中小企業団体「来年の最低賃金、引き下げか据え置きを」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.08 09:59
中小企業中央会、小商工人連合会、韓国女性経済人協会、韓国外食業中央会、ベンチャー企業協会など15団体で構成された「中小企業団体協議会」が、来年度の最低賃金について引き下げるか据え置くべきだと訴えた。現在の最低賃金でも週休手当や4大保険料などを含めると1人あたり人件費負担が月223万ウォン(約20万円)にのぼり、最低賃金が追加で引き上げられる場合は雇用縮小で対応するしかないと強調した。
中小企業団体協議会は7日、ソウル汝矣島(ヨイド)の中小企業中央会で緊急記者会見を開き、「2021年の最低賃金は引き下げるか据え置くべきだ」と明らかにした。協議会は「各種融資と政府支援金でかろうじて持ちこたえている」とし「企業は事業の存廃を悩んでいるのが実情」と伝えた。