【コラム】コロナ以降の韓国の道(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.07 13:33
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大してから6カ月、人類に対して電撃戦・ステルス戦・ゲリラ戦・無差別戦をしている。新型コロナ防疫は密集・密接・密閉を避けて接触・移動を制限しなければならないが、保健の脅威を越えて経済・情報・飢餓ウイルスに変移し、社会・経済的な衝撃を与えている。まだ感染経路と致死率、感染再生産指数、ワクチン・治療薬の開発時期、抗体生成の有無、第2・3次流行の有無など不確実性が支配している。新型コロナの鎮圧にはワクチン・治療薬の開発や集団免疫が必要だが、ハーバード大研究所は2年、世界保健機関(WHO)は4、5年を予想している。
パンデミックが生活に及ぼす広範囲な影響を考えるとて変化は避けられないが、その幅と速度は新型コロナの持続期間、被害状況、国際社会の対応などで決まるだろう。コロナ以前(BC)とコロナ以後(AC)に区分しなければならないほど変化が大きいという見方があるが、コロナはすでに進行中の傾向をさらに促進・加速させるという見方もある。
◆米中の戦略対決で転換期的な混沌は不可避