韓国、ポストコロナ時代の反世界化の流れに備えなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.07 11:36
ポストコロナ時代には反世界化の流れも強まると予想される。1990年代以降、南米の景気低迷と通貨危機を克服するために提示された「ワシントンコンセンサス」は政府介入に反対し自由貿易を拡大する新自由主義を強化した。
しかし米中貿易紛争で保護貿易が盛んに行われる可能性が大きくなった。新型コロナの流行で国境が閉鎖され、グローバルサプライチェーンが崩壊すると、部品と戦略産業の国内生産も必要になった。各国は製造業の重要性を再認識し、製造業の国内復帰(リショアリング)に政策支援を増やしている。