グーグルが世界に知らせた韓国宮中料理研究家・黄慧性さん
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.06 10:54
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記念日・行事・人物をたたえるためにホームページのロゴを一時的に変える「Google Doodle」に5日、韓国女性が登場した。[グーグル キャプチャー]
7月5日、グーグルのホームページロゴの部分に特別なイラストが登場した。記念日・行事・業績・人物をたたえるためにホームページのロゴを一時的に変える「Google Doodle(グーグル・ドゥードゥル)」だ。かんざしを挿した髪型に本を見ながらさまざまな料理を思い浮かばせる絵の中の女性は朝鮮時代の宮中料理文化を研究・継承することに一生を捧げた「‘宮中料理名誉技能保有者」の故・黄慧性(ファン・ヘソン、1920~2006)先生だ。
5日は黄慧性先生の誕生100周年になる日だ。黄先生は歴史の中に消えるところだった朝鮮時代宮中料理文化を研究して国家無形文化財第38号に登録して世界に知らせることに先頭に立った。1942年当時、淑明(スンミョン)女子専門学校助教授に在職しながら朝鮮王朝の最後の台所尚宮だったハン・ヒスンさん(1889~1972)から宮中料理調理法を伝授され、記憶や口述でだけで伝えられてきた内容をまとめて料理本『李朝宮廷料理通考』を編纂した。