<韓国人アイデンティティ調査>20代の10人中7人「北朝鮮はわれわれの領土ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.06 10:33
韓国の領土に対する認識にも現実的な変化が現れた。東アジア研究院(EAI、院長ソン・ヨル)と成均館(ソンギュングァン)大学東アジア共存協力研究センター〔EACC、センター長李淑鍾(イ・スクジョン)〕、中央日報が実施した「2020年韓国人のアイデンティティ」調査の結果だ。韓国・韓半島(朝鮮半島)・韓半島+満州の3地域に区分した領土認識に対する質問に「韓半島(朝鮮半島)+満州地域まで」という回答は全年齢層で5.7~13.1%だった。2005年19~29%から10%ポイント以上低くなった。韓国の領土が「韓国地域」という回答は20代の場合73.0%に達し、2005年(36.7%)の2倍に増えた。他の年齢帯でも54.0~66.0%の回答比率を示した。
「韓国と北朝鮮は現実的に別個の独立的な国家」に対して肯定する回答は90.2%と現れた。2005年77.7%から12.5%ポイント増加した。北朝鮮に対する否定的認識は、「私たち・兄弟・隣国・他人・敵」などの単語選択に現れた。普段、北朝鮮を「私たち」と考えるという回答は2005年30.5%から2020年13.9%に減少した。反面、「敵」という回答は同じ期間8%から19.1%に増加した。