【コラム】日本の輸出規制と新型コロナ…答えは強い素材・部品・装備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.06 07:49
新型コロナウイルス感染症で「コロナ」は王冠のように出たウイルスの突起の形のために付いた。コロナは放電現象をいう電気・電子用語でもある。コロナ放電と新型コロナは「流れが途切れる現象」という共通点がある。
実際、新型コロナの「サプライチェーン衝撃」は馴染みのないことではない。昨年7月に日本は韓国を「ホワイト国」から除外した。そして半導体・ディスプレーの核心素材であるフッ化水素、フッ化ポリイミド、EUV(極端紫外線)用フォトレジストの3品目の輸出を規制した。当時、どう克服するのかという心配が大きかった。
1年が過ぎた今は違う。3品目のうち1品目も需給に支障がなかった。国内の技術で生産を拡大するなど確実な変化が表れている。フッ化水素はSKマテリアルズが5ナイン級(99.999%)の量産に成功した。フッ酸液はソルブレインが12ナイン級の生産能力を倍に増やした。フッ化ポリイミドはコーロンインダストリーとSKCが独自の技術を確保した。国内携帯電話企業は新製品にフッ化ポリイミドに代わる新素材として超薄膜強化ガラス(UTG)を採択した。