女性にさらに苛酷な新型コロナ…母親は家に帰らなければならなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.05 11:29
スウェーデンで2人の子どもを育てるアンナ・ザビエルさん(33)は4月、極限の労働に苦しめられた。新型コロナウイルスで在宅勤務が始まったためだ。ザビエルさんは会社の業務とともに家事も同時にこなさなければならなかった。子どもたちは幼稚園に送ったが退園前までに仕事を終えなければならないという圧迫に苦しめられた。常に時間に追われ、業務効率は上がらなかった。その月の実績も最低だった。ザビエルさんはBBCに「在宅勤務は私に大きな挫折感を抱かせた」と話した。
新型コロナウイルスが世界を襲って半年が過ぎた。その間に私たちの日常も大きく変わった。代表的なのが仕事場だ。通勤文化から変わった。在宅勤務を常時制度化する企業が増え、多様なスタイルの労働形態が登場した。もちろん暗い面もある。経済難による大量失業、そしてその過程で浮上した男女間の雇用不均衡だ。