韓国、雇用維持の第3次補正予算通過…GDP比50%近い国家負債
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.07.04 10:49
3日に35兆1418億ウォン(約3兆5150億円)規模で国会本会議を通過した第3次補正予算の最大目的は雇用維持だ。今年4-6月期から新型コロナ危機で失業者が本格的に増えているからだ。雇用維持支援金予算を大幅に増やした。新型コロナの影響で仕事が減った特殊雇用職従事者、フリーランサー、零細自営業者、無給休職者に月50万ウォンずつ3カ月間給付する緊急雇用安定支援金予算も反映した。雇用保険がなく失業手当を受けることができない人が対象だ。
低所得者対象の緊急福祉支援の拡大、少額金融の追加供給、農林水産業者信用保証基金の財政補強なども推進する。消費クーポン支給も拡大施行する。いわゆる「韓国版ニューディール」予算も反映した。今年の4兆8000億ウォンをはじめ、2022年まで31兆3000億ウォンを投資し、雇用55万件を創出するのが目標だ。新型コロナの影響による経済成長率下落、税収減少も今回の第3次補正予算に反映された。