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新型コロナにも急騰した韓国ラーメンの人気…K-農食品輸出4.4%増

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.02 16:08
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ことし上半期の韓国農食品輸出が昨年より4.4%増えた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)という悪材料にも関わらず韓国ラーメンやキムチの人気が高く、輸出の増加を導いた。

韓国農林畜産食品部は2日、ことし上半期の農食品輸出額が36億784万ドル(約3900億円)を記録したと発表した。特に米国での農食品輸出がことし3月から毎月30%以上増加(前年同期比)し、対中国の輸出を上回った。

 
特に米国では映画『パラサイト 半地下の家族』で興行で有名になった韓国ラーメンの輸出額が前年同期比52.1%増加し、3740万ドルになった。ラーメンと同時キムチ輸出額も61.7%増え、1130万ドルを記録した。

また、韓国の柚子生姜茶の新製品が米国の大型ディスカウント・ショップに入店するなどの好材料により米国への柚子輸出が93.8%急増した。米国内柚子の需要が増え、柚子輸出額全体も前年より23.2%増加した。

中国では、免疫力の強化製品に分類される高麗人参の輸出額がことし上半期23.9%(前年同期比)増の3590万ドルを記録した。特にスティック型人参製品の輸出増加により年初には振るわなかった中国輸出は回復の流れを取り戻した。一方、中国内の外食自粛などの影響で同期間のビール輸出額は64.1%減少した。

韓国の最大農食品輸出相手国である日本への輸出減少傾向は更に悪化した。日本への輸出でもラーメン・キムチ・高麗人参類は増えたが、全体的な消費需要が減少し、ことし上半期全体の輸出額は3.9%減の6億6600万ドルを記録した。

農食品部は韓国農食品輸出増加傾向の原因として、政府レベルの非対面流通・物流支援事業を挙げている。政府は新型コロナのために変化した海外消費形態などに合わせて、4月からのオンライン輸出・販促活動を支援してきた。実際、政府が中国のSNSインフルエンサーと行った柚子のオンライン販促に3000万人以上がアクセスし、1分20秒で商品5万個をすべて販売し、6億ウォン(約5400万円)の売り上げを上げた。

農食品部は下半期にも中国・新南方地域での輸出拡大のために電子商取引プラットフォーム「Qoo10(キューテン)」などで販促活動を支援する計画だ。キム・ジョング農食品部食品産業政策官は「新型コロナで物流・流通条件が悪くなったのに輸出が増加したのは、政府と民間が共に努力した結果」とし「下半期にも新型コロナが持続するものと見て、非対面マーケティングなどを支援する」と述べた。

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    2020.07.02 16:08
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    中国のインフルエンサーのリー・ジャーチーさんがオンライン・ショッピングモール淘宝(タオバオ)で韓国農食品の販促生放送する様子。[写真=韓国農林畜産食品部]
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