BLACKPINK、ユーチューブに登場すると1位「アルバムよりMV」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.01 11:52
先月26日、米NBCの看板番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演して新曲『How You Like That』を公開したことに続き、iTunesの米国を含む64カ国で同時1位を占めるなどK-POPガールズグループの歴史を塗り替えている。海外の反応も熱い。『ザ・トゥナイト・ショー』を進めるジミー・ファロンはBLACKPINKについて「現在、世界で最も熱い反応を得ているグループ」とし「『現象』(phenomenon)という言葉では表現できない」と絶賛し、米国芸能雑誌「バラエティ」は「今週最高のシングル」と好評した。ミュージックビデオも最短時間(32時間23分)でユーチューブの再生回数1億回を記録するなど雰囲気が盛り上がっている。
ところが、このようなBLACKPINKもアルバム販売量だけでは小さくなる。アルバムの販売量を判断する主なバロメーターである初動販売量で如実にあらわれる。歴代ガールズグループのレコードの初動販売量1~10位の中でBLACKPINKは『Kill This Love』(2019年・5位)だけが入った。競争グループであるIZ*ONE(アイズワン、1・2・7位)やTWICE(トゥワイス、3・4・8~10位)に比べると比較的にみすぼらしい結果だ。20位までにしてもBLACKPINKのアルバムは『SQUARE UP』(2018年・15位)の一曲だけが思い浮かぶだけだ。
だが、舞台をユーチューブに移せば状況は正反対に違う。今までBLACKPINKが発売したミュージックビデオ(7曲)は全部ユーチューブの再生回数が2億回を超え、この中で5曲は5億回以上となった。また、BLACKPINKの『DDU-DU DDU-DU』(12億244万件)はガールズグループの中で唯一10億回を超えた曲であると同時に、防弾少年団の最多再生回数を記録した『DNA』(10億2605万件)より高い曲でもある。ユーチューブではBLACKPINKが断然トップだ。このようなBLACKPINKのユーチューブでの強みはどこからくるのか専門家に聞いた。