韓国外交長官「ボルトン氏、極右のプリズムでトランプ大統領に助言したのは明らかだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.30 08:05
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は29日、ジョン・ボルトン前国家安保補佐官の回顧録について「極右のプリズムを持って現場にあり、極右のプリズムで(ドナルド・トランプ)大統領を助言したのは明らかだったようだ」として「ボルトン氏の見解が如実に現れた本」と評価した。
康長官はこの日、国会外交統一委員会全体会議に出席して共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)議員の質問に「特に、ボルトン氏の本を私たちも綿密に見ている」としてこのように答えた。康長官がジョン・ボルトン氏の回顧録に関連して立場を表明したのは初めてだ。
李議員は「米国の北朝鮮研究は米国の対韓半島政策だけでなく、韓国の国内世論と政策形成にまでも影響を与える。ところが、米国の北朝鮮研究が毎度正確かといえばそうではない」としながらボルトン氏の回顧録に言及した。