韓経:G20、4-6月期の成長率-18%…「V字回復」遠のく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.29 09:29
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で各国の4-6月期の経済成長率が大幅に悪化すると予想される中、7-9月期の景気反騰の期待も揺らいでいる。米国、ブラジル、インド、中東など世界各地で新型コロナの感染拡大が続いたり再流行したりしているからだ。
ブルームバーグが28日、24カ所の投資銀行(IB)と経済研究所の成長率予測値を集計した結果、主要20カ国・地域(G20)の4-6月期の成長率予測値は平均-18.1%(季節調整年率基準)だった。新型コロナのため米国・欧州など経済比率が高い国が経済封鎖を続けた影響だ。国別には3月から経済活動を再開した中国(2.0%)だけがプラス成長になると予想されている。韓国(-1.8%)は2番目に高い予測値だ。しかしこれは4月の予測値(-0.2%)よりも低い。
米国は4-6月期の成長率が-34.5%と予想された。1-3月期のマイナス成長(ー5.0%)に続き、またも歴史的レベルの数値だ。日本の4-6月期の成長率予測値も-22.3%と、1-3月期(-2.2%)に比べ大幅に悪化する見込みだ。ドイツは前年同期比ー11.9%、フランス(-19.6%)、英国(-18.1%)、イタリア(-18.5%)など欧州先進国の4-6月期の経済状況も深刻な水準になると提示された。