「在日同胞事業家スパイ事件」の被害者、43年ぶりに全員無罪が目の前に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.29 08:43
韓国中央情報部(現・国家情報院)によってねつ造された「在日同胞事業家スパイ事件」の被害者が違法監禁と拷問の被害を受けて43年ぶりに再審で無罪を言い渡された。
28日、法曹界によると、ソウル高裁刑事第10部は国家保安法・反共法違反の容疑で起訴された故キム・ギオ、コ・ジェウォン、コ・ウォンニョン、キム・ムンギュ氏など4人の再審で無罪を言い渡した。4人はすでに亡くなった。
裁判所は「キム・ギオ氏などは逮捕状なしで強制連行され拘束令状が発行されるまで違法拘禁された状態で拷問、苛酷行為にあい公訴事実を自白したとみられる」と説明した。