「チョ・グクは父チャンス、仁川空港は大統領チャンス」韓国20代、公正の逆襲
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.26 11:05
「仁川(インチョン)国際空港事態」が拡大の一途をたどっている。論議の核心は20代の怒りだ。仁川国際空港公社は非正規職セキュリティー検索要員1902人などを正規職である本社の警備警察として直接雇用することにした。だが▼1902人全員を別途の競争なしで正規職に転換▼公開採用で入社した一般事務職と年収・処遇水準などが類似▼文在寅(ムン・ジェイン)大統領訪問以前と以降の採用審査などが変わったことが分かり、就職難に苦しめられている20代の反発は広がっている。仁川国際空港公社は大学生が最も働きたい公企業調査で3年連続で1位(就職ポータルサイト「インクルート」)を占めた。
仁川国際空港公社は慌てて鎮火に出た。1902人全員が転換の対象になるのではなく、既存正規職の年収・処遇などがセキュリティー検索要員より依然として高いだけでなく、セキュリティー検索要員は非正規職だが特殊警備教育を履修するなど難しい採用過程を経たと説明した。