ソウル市長「今こそ『南北共同五輪』を語るとき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.26 09:31
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が「緊張状態こそ(南北共同)オリンピック(五輪)を語るとき」とし「厳しくなった南北関係とは無関係に北側から肯定的に応答してくれることを強く希望する」と述べた。25日、ソウル中区ソウル市庁で開かれた「韓半島(朝鮮半島)クラブ」の懇談会でのことだ。
韓半島クラブはソウルに駐在し、平壌(ピョンヤン)駐在公館長を兼任する20カ国の大使の集まりだ。フィンランド・欧州連合(EU)・オーストラリア・メキシコ・アイルランド・オーストリアのなど20カ国が参加した。
朴市長は「今のような状況で何をのんびりと五輪の共同誘致かと懐疑の視線を送られるかもしないが、五輪の歴史を見ると戦争中に戦闘を停止し、平和的五輪に参加した事例が多い」とし「2032年ソウル-平壌夏季五輪の共同誘致は韓半島に恒久的な平和をもたらすものと確信している」と述べた。朴市長は1月の米国歴訪時にも米国外交協会(CFR)に招かれた座談会で「2032年ソウル-平壌五輪共同誘致のために韓米軍事演習を暫定的に中断しよう」と提案して話題を集めた。