韓経:息休めの北朝鮮…対南誹謗も「オールストップ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.26 08:55
北朝鮮が官営メディアを通じて非難の記事を掲載する対南世論戦を2日連続で中断した。対南軍事行動計画を保留すると発表した後、息休めを続けていく様子だ。
25日、労働党機関紙の労働新聞や朝鮮中央放送、朝鮮中央TVなど、北朝鮮の対内媒体は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が対南軍事行動計画を保留したと報じた後、2日連続で対南非難の記事を1件も報じなかった。この日、全住民が見る労働新聞は韓国戦争(朝鮮戦争)70周年を迎えたことから関連記事を数件掲載したが、ひたすら米国に戦争勃発の責任を転じるばかりだった。前日夜に発表した金英哲(キム・ヨンチョル)労働党中央委員会副委員長の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官を非難する談話も掲載されなかった。これまで労働新聞によく登場していた対北朝鮮ビラ散布関連の住民反応の記事も姿を消した。