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【社説】南北、ビラと拡声器で緊張をあおってはならない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 12:04
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最近の対北朝鮮ビラと対南拡声器問題などで南北間の緊張が再び高まるのは決して望ましくないことだ。ある脱北者団体は22日夜に当局の警告を無視して50万枚の北朝鮮向けビラを奇襲散布した。北朝鮮にビラをばらまくのが正しいか否かは言論の自由などと関連し慎重に確認しなくてはならない。

だが当局が処罰の原則を明らかにした状況で北朝鮮にビラを奇襲散布し、これ見よがしに宣伝するのはまた別の問題だ。ともすると北朝鮮を刺激することにより南北平和プロセスそのものをつぶすことを決意したような印象を与えかねない。

 
これに先立ち2018年4月27日の板門店(パンムンジョム)宣言により撤去された非武装地帯(DMZ)内40カ所余りの対南拡声器を北朝鮮が再び設置し始めた事実が22日に捕捉された。これだけでなく、北朝鮮へのビラに対抗して北朝鮮も「1200万枚のビラと3000個余りの風船を準備した」と明らかにした。こうした北朝鮮の警告通りに対南心理戦が始まれば韓国側もじっとしていることはできない。開城(ケソン)南北連絡事務所爆破を契機に韓国軍は北朝鮮の威嚇に「相応の対応」をするとの原則を明らかにしているため、拡声器を再び設置して北朝鮮向けの放送を再開しなければならない状況だ。

DMZ一帯の緊張水位が高まり韓米両国は北朝鮮の挑発の可能性に備え始めた。22日には韓国空軍の無人偵察機グローバルホークが出撃し、米軍もやはり特殊偵察機ガードレールを首都圏上空に飛ばした。遠からず金正恩(キム・ジョンウン)政権は米国が懸念する潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)または大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験を敢行するかもしれない。国防部によると最近2カ月間に平壌(ピョンヤン)と咸鏡南道(ハムギョンナムド)一帯でSLBMとICBMの試験発射と組み立ての動きが観察されているという。結局文在寅(ムン・ジェイン)政権発足から粘り強く進められてきた南北間の緊張緩和の努力は水の泡になりかねない状況だ。

北朝鮮の非核化をはじめとする韓半島(朝鮮半島)問題を解決するために北朝鮮を強く圧迫するのか、そうでなければ積極的な交流を通じてかんぬきを開けるのかをめぐる考えは違うかもしれない。だが70年前に起きた韓国戦争(朝鮮戦争)のような悲惨な武力衝突はあってはならないという点ではだれも異議を唱えないだろう。こうした立場から見ると最近の状況は絶対に望ましくない。20日に在ロシア北朝鮮大使館は「北朝鮮は核兵器を保有しており、戦争が起きるならば米国は終末を迎えることになるだろう」という声明を発表した。現在の安保状況で見ると脅迫性の発言に違いないが、こうした声明が出るということ自体決してよろこばしいことではない。

南北双方の感情がさらに激しくなればどんな不祥事が起きるかもわからない。普段のようならばそのままやり過ごせる程度の事案も双方が敏感に反応することによりともすればさらに大きな衝突に飛び火しかねない。韓半島上空に緊張の暗雲が漂うのは不幸なことだ。だから南北ともに落ち着きを取り戻し、しばらく冷却期間を持つことが必要だ。

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