文大統領「自信を持って話すが、新型コロナは依然として統制範囲内にある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.23 16:40
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日に青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で閣議と首都圏防疫対策会議を主宰し、「政府が提出した追加補正予算案に対する国会審議が20日にわたり着手すらできずにいる。厳しい国民と企業としてはとても遺憾な状況だ」と話した。
韓国政府は4日に新型コロナウイルスによる景気低迷に対応するため35兆3000億ウォン規模の追加補正予算案を国会に提出した。だが第21代国会の院構成が遅れ追加補正予算案審査は行われていない。
文大統領は「一刻を争う緊急な状況だ。追加補正予算案処理が遅れれば遅れるほど国民の苦痛が大きくなる」として国会に追加補正予算案処理を求めた。文大統領はまた、「景気回復のタイムテーブルを繰り上げる計画にも支障が生じる。そうでなくても厳しい経済状況で内需活力と輸出回復、投資促進と地域経済活性化など経済活力措置を早期に施行できなくなる」と付け加えた。