「トランプ大統領、文大統領に在韓米軍撤収を示唆、韓米訓練に10セントも使うべきでない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.22 16:30
トランプ米大統領が昨年6月30日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、在韓米軍の撤収を示唆しながら在韓米軍防衛費引き上げ圧力を加えたと、ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)が主張した。
ボルトン氏は23日(現地時間)出版予定の『それが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録』を通じて、「トランプ大統領が6月30日に青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の少人数会談で文大統領に突然(unexpectedly)防衛費問題を取り出した」と伝えた。ボルトン氏によると、トランプ大統領は「韓国に対しては毎年、貿易で200億ドルの損失を出している。関税を高めて380億ドルを受けるべきという人もいるが、私が文大統領との関係を考えてそれを阻止している」と述べた。続いて「ところが韓国は防衛費分担金で10億ドル未満を出している。我々は毎年40億ドルを損失している」とも話した。