韓国統一部長官の辞表を受理、B-52が東海出撃…平壌を注視する韓米
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.06.20 09:32
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が19日、金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官の辞表を受理した。金長官が17日に辞意を表明してから2日後だ。金長官はこの日の離任式で南北関係とついて「決して憎悪で憎悪に勝つことはできない」とし「ここでやめなければいけない。私の辞任がしばらく停止の機会になることを強く望む」と述べた。
後任の統一部長官には李仁栄(イ・インヨン)議員、任鍾ソク(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長、宋永吉(ソン・ヨンギル)議員、禹相虎(ウ・サンホ)議員、洪翼杓(ホン・イクピョ)議員など与党の元・現議員が挙がっている。与党からは青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国家安保室など外交安保ラインの追加の交代要求も出ている。
こうした中、米国防総省のヘルビー次官補代理(インド太平洋安全保障担当)は18日(現地時間)の記者会見で、韓半島(朝鮮半島)戦略資産の展開および大規模連合訓練の再開について「同盟の韓国と常時議論する事項」とし「これは米国の利益にもつながる」と述べた。