開城工業団地企業「南北両政府を信じて入居したが、悲嘆に暮れる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.18 08:33
「南北両政府の約束を信じて開城(ケソン)工業団地に入居し、公団再開の希望を捨てていなかった韓国企業家にとって現事態は悲嘆に暮れること」
開城工業団地企業のチョン・ギソプ非常対策委員長は17日ソウル、汝矣島(ヨイド)開城工業団地企業協会事務室で開かれた南北共同連絡事務所の爆破に関連した記者会見でこのように話した。彼は「わが民族の統一と平和を念願する聖域のようなところだ。これ以上の事態悪化を防ぐために南北両政府は刻苦の努力を注ぐことを切に望む」と話した。この日、開城工業団地入居会社関係者らはマスクを握って「政府は9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言を直ちに履行せよ!」というピケを手にした。開城工業団地入居会社は現在、開城に残されている設備などの資産規模が9000億ウォン(約800憶円)に達すると予想している。