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韓国、コロナ新規患者43人…首都圏集中のなか大田でも発生

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.17 13:27
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韓国では新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新規感染者が43人発生した。依然と新規患者が首都圏に集中している中で大田(テジョン)でも少なくない患者が発生した。

疾病管理本部中央防疫対策本部は、17日午前0時基準で新型コロナ新規感染者が43人発生し、総累積感染者数が1万2198人になったと発表した。新規感染者のうち地域発生が31人で、残りの12人は海外流入だ。

 
この日地域別新規患者の発生現況をみると、首都圏外でも散発的な感染が続いた。一日の間にソウルで12人の感染者が追加で報告されたほか、仁川(インチョン)では2人、京畿(キョンギ)では11人の患者がそれぞれ発生した。非首都圏である大田で新たに5人の感染者が発生した。大田に隣接している忠南(チュンナム)でも1人の患者が報告された。

ソウル冠岳区(クァナクク)にある無登録訪問販売会社「リッチウェイ」と京畿道のCoupang(クーパン)物流センター、ソウル陽川区(ヤンチョング)室内運動施設などに関連した集団感染(クラスター)の余波と推定される。大田地域の一部患者も疫学調査で訪問販売会社への訪問歴があることが分かった。

この日の新規隔離解除者は14人で、今まで1万774人が隔離解除された。隔離中の患者は28人増の合計1145人となった。死亡者も1人増えて279人に達した。

丁世均(チョン・セギュン)首相はこの日午前、中央災難(災害)安全対策本部会議で「強化された防疫措置でも首都圏の小規模集団感染が続き、首都圏外でも散発的な感染が発生している」とし「過去1カ月間に発生した感染者の84%が首都圏から出た」と話した。

続いて丁氏は「首都圏で治療中の感染者数が1000人に迫っている。このうち重症になる可能性の高い60歳以上の患者が32%に達する」とし「首都圏の拡大を抑え、高齢層と首都圏外への伝播がこれ以上拡大しないようにすることがカギ」と付け加えた。

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    韓国、コロナ新規患者43人…首都圏集中のなか大田でも発生

    2020.06.17 13:27
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    新型コロナウイルスの感染者が大田で一日の間に4人発生した16日午後、国家指定の入院治療病床を運営している忠南(チュンナム)大病院の選別診療所の様子。感染者は現在、同病院に移送されて治療を受けている。フリーランサー キム・ソンテ
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