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【コラム】「ひとえに信頼と忍耐だけ」だとは…=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.17 11:02
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領の象徴物である南北連絡事務所が641日ぶりに灰に変わる前日の15日、与党「共に民主党」は6・15南北共同宣言20周年記念行事を開いた。北朝鮮の相次ぐ挑発公言にも、気まずさを披瀝した発言は2時間で3回あった。

「北朝鮮も合意精神を守ってくれるよう願う」〔朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長〕

 
「これまでやっとのことで築いてきた信頼を壊すような発言を自制して、南北合意を履行するよう求める」〔金太年(キム・テニョン)民主党院内代表〕

「北朝鮮の威嚇の言葉が不快で遺憾だ。これは別件…(中略)」〔李鍾ソク(イ・ジョンソク)元統一部長官〕

概ね90字程度だ。記者が受け返した分量は2万字前後だった。

残りは責任論と解決法、176席の巨大与党として強く推し進めなければならないという呼びかけだった。金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)・文在寅(ムン・ジェイン)大統領のブレーンたち〔林東源(イム・ドンウォン)、丁世鉉(チョン・セヒョン)、文正仁(ムン・ジョンイン)、李鍾ソク〕も例外ではなかった。大まかに整理するなら、「北朝鮮は体制の安全が保障されれば非核化を実現するはずだが」(林東源)、「韓国政府が米国の二重性に同調するのではないかとみている」(文正仁)、「(われわれが)合意しておきながらも履行できていないのは事実なので、北朝鮮に質問する前にまず自問するべき」(李鍾ソク)、「北朝鮮が考えているとおり受け入れて対応策を用意しなければならない」(文正仁)だ。「いちいち米国から承認を受けて物事を進めていくところを見せて、合意履行ができなかったが」(文正仁)、「南北連絡事務所が爆破される前、ビラ禁止法メッセージを送るべきだ。176議席で何がやりにくいというのか」(丁世鉉)と話した。

結局、韓国政府責任論であり、最終的には米国責任論だ。文在寅大統領のメッセージも似ていた。「期待ほど米朝関係と南北関係が進展しなかったことに対して、私もまた残念な気持ちが非常に大きい」とした。

一貫した努力で耐えるところは耐え、なだめるところはなだめながら対話しようということだ。「ひとえに信頼と忍耐だけ」〔李海チャン(イ・ヘチャン)代表〕とも話した。北朝鮮は最後には非核化すると数えきれないほど約束し、事実上、核保有国になった。「北朝鮮が保有する核弾頭は今年1月30~40発と推定され、昨年より約10発増加した」(ストックホルム国際平和研究所)という。これまで約束違反に伴う罰として、国連安保理が北朝鮮を弾道ミサイル(別名未詳飛翔体)を撃つことはできない国に決議したが、北朝鮮は繰り返し撃ち続けている。ついに与党から「南北連絡事務所が爆破される前」という話が出て、その約20時間後、該当の建物を本当に爆破してしまった。

運動圏出身で、一時期彼らに対する理解度が高かった未来戦略研究院の具海祐(ク・ヘウ)院長に連絡してみた。具氏は「保守が80年代冷戦時代のパルゲンイ(=アカ、共産主義者)論を使い古しているとするなら、進歩は80年代の運動圏、90年代の太陽政策思考に留まっている」と診断した。

--与党は北朝鮮批判を敬遠している。

「米中の新冷戦を理解することが重要だ。中国共産党と北核脅威が要因だ。韓半島(朝鮮半島)でもずっと前に脱冷戦時代が終わっている。2002年、2003年だ。北朝鮮は事実上、核国家としての地位を確保した。〔民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員が主張するように〕北朝鮮は息がしにくから助けてくれというのではない。これからは韓半島情勢を主導していくということだ。(与党は)このように認識できないでいる」

--北朝鮮をよく理解しているという人々だが。

「ただ青色の眼鏡をかけて青色だと解釈しているにすぎない。2002年、2003年ごろまで通じていた見方を今まで矯正しないでいる。根本的に、根っこの大部分が運動圏だ。そのため社会主義に対して浪漫的・温情的態度だ。中国共産党に対しても。純真だ」

具氏は「大部分」と話したが、もしかしたらほぼ全員かもしれない。この渦中で、巨大与党議員173人が「韓半島終戦宣言要求決議案」を発議したが、民主党で「この時期に不適切だ」として応じなかったのは趙應天(チョ・ウンチョン)議員しかいないほどだ。ビラを問題にする北朝鮮を批判したのは朴用鎮(パク・ヨンジン)議員くらいだ。

そのため怖いのはこれだ。「全員が活用できる知識が同じである場合、みな同じような考えを持っているので、問題が生じてもアナロジー(類推、さまざまな事象間に共通点を見つけ出すこと)を生み出すための情報は1人分しかない」(『RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる』、デイビッド・エプスタイン著)という集団思考だ。新たな挑発局面だが、事実上、内心はこれまでしてきたように「北朝鮮の立場を受け入れて対応しよう」としていないだろうか。すでに連絡事務所の爆破に対して宋永吉外交統一委員長が「口先だけの言葉ではないというところを見せようとしたようだ。(大)砲で爆破しなかったのはどこだ」と話した。また、北朝鮮をなだめるために、自由・人権・民主主義などわれわれの体制の比較優位をいつでも投げ出すことができるという者の言動も恐ろしい。本当に恐ろしい。

コ・ジョンエ/政治エディター

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