「イージス・アショア」計画停止…「変わり者」河野防衛相の発表で波紋
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.16 14:59
日本政府が陸上配備型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を突然停止し、波紋が広がっている。前日の河野太郎防衛相の突然の発表を、ほとんどの日本メディアは16日にトップで扱った。河野防衛相は「配備プロセスの停止」と表現したが、メディアは一斉に「白紙化」と受け止めた。日本政府は防衛省の決定に基づき、近いうちに安倍晋三首相が開く国家安全保障会議で「イージス・アショア」導入事業の最終方向を決定する予定だ。
日本政府は北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対応するとし、2017年に米国産「イージス・アショア」の導入を決めた。その後、4500億円にのぼる配備費用と10年以上にわたり数千億円がかかる施設修理費について「あまりにも高い」という批判が絶えなかった。配備予定地(秋田県と山口県)の住民が反対する中でも配備作業を強行してきた安倍政権には打撃が避けられないとみられる。