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韓国野党議員「韓国大統領府は完全な勘違い…金与正のターゲットはビラではく文大統領だった」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.15 10:21
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北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が「確かに、南朝鮮の連中と決別する時になったようだ」として猛爆を浴びせる中で、未来統合党の河泰慶(ハ・テギョン)議員は14日、「金与正のターゲットはビラではなく文在寅(ムン・ジェイン)大統領だった」との見方を示した。

河議員はこの日フェイスブックを通じ、「青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)が完全に勘違いした。ビラが本質ではなかった。文在寅政権がいくらビラと関連した強力な対処をしても北朝鮮は韓国への言葉の爆弾を止めずにいる」とした。

 
彼は「金与正が公言した通り、北朝鮮側に位置した南北連絡事務所は近く爆破し軍事的圧迫へシフトしそうだ。過去の事例を見れば北朝鮮が対南武力挑発をする時は大騒ぎしなかった。だが今回のように韓国政府が弱気な態度を見せれば北朝鮮の誤判断を呼び起こしかねない」と指摘した。

河議員は「北朝鮮のターゲットはビラではなく文大統領であることは明確になっている。『ゆでた牛の頭』という表現が出てきた時はそうかと思ったが、きのう玉流館の料理長まで出して文大統領に恥辱を与えたことは、お前とは今後絶対に向き合わないという絶交宣言だ。文大統領が権力の座にある限り韓国叩きを継続すると宣言したもの」と述べた。

彼は「これからどうするつもりなのか。いまのように北朝鮮が下命するものはすべて聞いてあげるのか。北朝鮮が大統領に退けと下命すればそれも聞き入れるのだろうか。北朝鮮はそんな勢いだ」と明らかにした。

続けて「いまは南北関係改善に対する未練を捨てるべきだ。北朝鮮の要求を聞き入れれば南北関係が良くなるだろうという僥倖心はややもすると国を大きな危機へ追いやりかねない」とした。

河議員は「いまのように金与の正下命にぺこぺこする姿ばかり見せるみならば大韓民国は北朝鮮の奴隷国に転落してしまうだろう。ビラに過度に執着するのは解決法ではない。北朝鮮が挑発も考えられないよう国論を結集し断固と対応すべき時」と強調した。

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    韓国野党議員「韓国大統領府は完全な勘違い…金与正のターゲットはビラではく文大統領だった」

    2020.06.15 10:21
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    未来統合党の河泰慶議員。イム・ヒョンドン記者
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