燃料電池トラック戦争始まる…現代車・トヨタに対抗してダイムラー・BMWも参戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.12 10:45
新型コロナウイルスの感染拡大以降、燃料電池トラック競争に火がついた。大型トラックを生産する自動車企業と物流・流通企業が直撃弾を受けたうえ、欧州の排ガス規制強化で従来の内燃機関トラックに代わる運送手段の登場が前倒しになる可能性が高まったのだ。
最近注目される会社は米国の電気自動車スタートアップ「ニコラ」だ。4日(現地時間)にナスダックに上場すると株価が急騰し、100年の歴史を誇る自動車企業フォードの時価総額に迫る「ホット」な会社になった。2014年にトレバー・ミルトン氏が創業したニコラは、燃料電池トラックと電気自動車基盤のピックアップトラックを販売する計画を明らかにした。2015年に試作品が登場したニコラ・ワン(Nikola One)は一度の水素充填で1900キロも走行する。その後、中大型トラックのニコラ・ツー(Nikola Two)と中型トラックのニコラ・トレ(Nikola TRE)発表計画を出し、2月には電気自動車ピックアップトラックのニコラ・バジャー(Nikola Badger)の生産計画を明らかにした。