韓経:通信断絶・「対敵事業」は沈黙したのに、ビラ散布には厳正対処するという韓国大統領府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.12 08:24
青瓦台(チョンワデ、大統領府)が、今後北朝鮮に対するビラおよび物品散布に厳しく対応するとの立場を出した。韓国統一部が脱北民団体2カ所を南北交流協力法違反で告発することにした翌日に青瓦台も厳重警告に出たのだ。南北間の連絡チャネル(ホットライン)を切り、対南事業を対敵事業に転換した北朝鮮に対しては沈黙しながら、国内団体だけに対応を集中させているのではないかという指摘が出ている。
青瓦台は11日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、「南北合意および政府の持続的な取り締まりにもかかわらず、一部の民間団体がビラおよび物品などを繰り返し散布してきたことに対して深い遺憾を表明する」とし「今後、関連行為を徹底的に取り締まり、違反時は法に則り対応する」と明らかにした。