イーロン・マスク氏のスペースX、韓国軍の通信衛星を来月打ち上げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.12 07:50
5月に民間有人宇宙船を打ち上げて宇宙開発のパラダイムを変えたイーロン・マスク氏の宇宙探査企業スペースXが、7月に韓国軍専用の通信衛星を搭載したロケットを打ち上げるという報道が出てきた。
航空宇宙専門メディアのスペースフライトナウは11日(現地時間)、7月に発射を控えたスペースXのロケットに韓国軍の通信衛星が搭載されると伝えた。この通信衛星の名称は「アナシス2号」。
スペースフライトナウは「フランスのエアバス工場で韓国軍のために製作された通信衛星が今週ケープ・カナベラルに到着し、7月の打ち上げに向けた準備に着手した」と伝えた。また、業界筋を引用し、「アナシス2号はアントノフAn-124貨物機に載せられて仏ツールーズからフロリダ発射基地に運搬された」とし「スペースXチームは韓国軍の通信衛星をテストし、燃料を注入するだろう」と伝えた。