韓国型戦闘機「KF-X」パートナーのインドネシア、分担金滞納に技術者撤収
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.11 07:51
韓国型次世代戦闘機(KF-X)共同投資・開発国のインドネシアが自国の技術者を韓国から撤収させたことが分かった。新型コロナウイルス感染症の余波を理由に挙げたが、インドネシアが関連分担金を滞納している状況と重なり、事業に支障が生じるのではという懸念が強まっている。
防衛産業業界によると、KF-X開発を主管する韓国航空宇宙産業(KAI)に派遣されたインドネシアの技術者約110人が3月に韓国を離れた。韓国国内で新型コロナの感染が広がった当時、本国から帰国指針が出たということだ。KF-X開発が本格化した2016年下半期から慶尚南道泗川(サチョン)のKAIで勤務を始めた技術者らは、6月末に新型コロナ事態が小康状態に入れば韓国に戻るという意向を伝えたという。