「選挙中に2000万円配布」…最側近の不正でまた窮地に追い込まれる安倍首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.10 13:29
安倍晋三政権のアキレス腱の一つ、河井克行前法相夫妻のスキャンダルにまた火がついている。最近、検察が河井夫妻が選挙の過程で地方議員など約100人に計2000万円以上の現金を配ったという関係者の陳述を確保したと、読売新聞が10日報じた。
河井前法相は安倍首相の補佐官と外交特別補佐を務めた最側近。「桜を見る会」スキャンダル、次期検察総長候補の賭けマージャン事件など相次ぐ悪材料で窮地に追い込まれた安倍首相の立場では、またも政治的に打撃が大きい悪材料が出てきたのだ。
その間、河井前法相夫妻は公職選挙法を違反した疑いで検察の捜査を受けてきた。河井案里議員(46)が広島で初めて当選した昨年7月の参議院選挙当時、河井夫妻が票を集めるために現金を配ったということだ。